2023/01/02 22:27

指先の繊細な動きは

首から手まで出ている神経働きのおかげ。


手は大きく分けて

正中神経、橈骨神経、尺骨神経の

3つの神経に支配されていて

これらの神経は首付近から伸びてきます。




手首の近くの神経や血管、腱などが

通過するトンネルのような構造の部分を

手根管といいます。


ここが何らかの原因で圧迫されると、

ここを通る正中神経が障害され、

親指~中指(又は薬指)がしびれたり

親指の付け根の筋肉が

やせてきてしまったりします。








明け方や起床時に強く痛んだり

手がこわばる感覚、しびれたり



悪化すると細かな作業が難しくなり

物をつかむ時に痛む、うまく物を掴めずに

落としてしまうことが増えます。






バセドウ病の症状も手がしびれます。


しびれがあれば

1度は、医師の診察をオススメします。


病院や整形外科で

神経伝導速度検査などをして、


手根管症候群、腱鞘炎と

診断をされた方の多くは

使いすぎ、または原因不明と言われます。



でも、手根管症候群やバネ指、腱鞘炎は

筋、筋膜の癒着やねじれを整えると

手術をしなくても治る可能性が十分にあります。



生まれた時から、手のしびれや痛みが

あったわけでなければ、

起きてしまった原因があります


〇〇症候群という名前は、

現代医療では原因がよく分からない症状に

付けられる症状名です。


原因不明のため治療方法は

安静や固定をしながら

ビタミン剤や痛み止めの薬で様子を見て、

治らなければ、注射や手術を勧められます。


外反母趾も同じくですが、外科的手術後は

長いリハビリが待っています。







神経は筋肉の中を

通っています。


首から手までの筋肉が硬くなり

神経を圧迫している箇所を見つけ、

筋肉を柔らかくして神経圧迫を

解消することができれば、

の痺れは根本的に改善することができます。


例えば、美容師、花屋さんは

はさみを長時間使うことで

手のひらや手首、肘などに負担がかかります。


力を使うような生活をされている方は

腕や胸、背中の筋肉が硬くなっていきます。


スマホの影響も大きい。


腕時計をしたままのPC作業で

手首を折り曲げて負担をかけてる場合は

腕時計を外してあげると負担が軽くなりますよ👍