2023/01/02 20:49
腓腹筋に必要以上の力が加わった、
筋肉自体が硬くなっていたことなどが
挙げられます。
(アキレス腱自体が硬くなることはありません)
マラソン選手などは
トレーニングでたくさん走るため、
腓腹筋が伸びたり縮んだりを繰り返し、
筋肉自体はすごく柔らかくなっています。
ヒラメ筋ですが、こちらはじっと
立っている際に常に働いている筋肉です。
腓腹筋が主に蹴りだし(動き)に働くのに対し、
ヒラメ筋は主に立位を維持(静止)
している際に働きます。
長時間同じ場所でレジ打ちするような方は、
この筋肉が疲労しやすいと思います。
また、ヒラメ筋静脈と呼ばれる
大きな静脈が流れていて、
長時間の座位などで血流が滞って
発生しやすい深部静脈血栓
(=いわゆるエコノミー症候群)も、
このヒラメ筋静脈で
発生しやすいと言われています。
ふくらはぎには、腓腹筋とヒラメ筋の
2つの筋肉があり、両方が合わさって、
アキレス腱につながっています。
腓腹筋が硬いと
歩くときに足首が前に倒れず
かかとが早く地面から上がってしまうため、
踏み返しの時間が長くなってしまい
スムーズに歩くことができません。
その結果、歩幅が小さくなって
しまうだけでなく、1歩を踏み出すごとに
余分なエネルギーを必要とします。
また、踏み返しの時間が長いと、
指の付け根に大きな力がかかってしまい、
痛みや変形の原因にもなります。
ストレッチで負担を軽減させておきましょう♡
正座をした状態から
片方の膝を立て、両手で抱えます。
座っている方の膝の位置と
立てた足の指先をそろえます。
立てた膝に体重をかけながら、
上半身を前に倒していきます。
このとき、息をゆっくりと吐きます。
ふくらはぎの筋肉が
気持ちよく伸びた状態で1分間キープ。
反対の足も同様に行います。
伸ばしながら、息をゆっくり
吐くようにすると、さらに効果的です👍